オーストラリア南西部の地生ラン(2)

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オーストラリア南西部の地生ラン(2)
1.Caladenia splendens林内のブッシュか開けた場所に生える。草丈は1mにも達する大型のカラデニア。
2.Cal.splendens花は白色、唇弁の縁は紫紅色で線状に深く切れ込む。唇弁中央は雪白色。
3.Caladenia ferruginea多花性種。花弁やがく片はやや短めで淡橙紅色。。唇弁は濃紫紅色。
4.Caladenia chapmanii草丈は30−40cmの中型種。花弁、がく片は基部以外は濃紅色。唇弁の縁の切れ込みは浅い。
5.Daviesia sp.オーストラリアにはマメ科が多いが、この種は、葉が棒状。草丈は1m以上となる。
6.Drosera sp.木立性のモウセンゴケ、草丈1m以上。長い葉柄の捕虫葉は直立するために基物にからみ付く。
7.砂丘オーストラリア南西部には、このような真っ白な砂で出来た砂丘がある。
8.ZamiaとCaladeniaザミアはソテツの仲間だが全体的に大柄である。左横に見えるピンクの花はCal. latifolia、右の黄色はCal.flavaである。
9.Grevillea sp. バンクシア(Banksia)の近縁属。蜜を吸いに来る鳥(ハニーイーター)によって受粉がなされる。種数が多く同定は非常に難しい。
10.Caladenia latifolia海岸のブッシュから内陸部の林床まで広汎な環境下に自生する。
11Caladenia flava最も一般的なカラデニア属の種。花の色には若干の変異があり、淡茶黄色から鮮黄色まで、茶色の斑点が目立つものもある。
12. Caladenia harringtoniae花は大変美しく、濃桃紫色。疎林内のやや湿った場所に生育する。個体数は非常に少ない。Cal. christineaeとの自然交雑種も知られる。

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